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四月馬鹿ネタ?
そんなもん他にやらせとけぃ。

さて、こんなサイトで民放のドラマのことを語るのもいかがなものかと思いますが、そこそこ面白かったのでせっかくですから。

ドラマ原作なんたら大賞とやらを受賞した作品を原作としたドラマで、どんなに一生懸命人の役に立とうと頑張ってもひたすらそれが裏目に出てしまい、結局役立つどころかむしろ人の邪魔にしかならない、そんなダメ人間を主人公に据えた作品です。

ストーリーはと言うと、

そのダメっぷりに目をつけた広告会社の会長が採用

雰囲気が険悪になっている部署に配属し、彼らのストレスの捌け口となりチームワークの改善を図るようにと、主人公を「被取締役(とりしまられやく)」に任命

その役目を主人公は見事務め上げるが、ひょんなことからCMを手がけることになり、そこに登場させたキャラクターが大ヒットしてしまう

成功が続くにつれて主人公は次第に尊大な態度を取るようになり、それにつれて部署の雰囲気も以前のギスギスしたものになっていく

あるとき大きな仕事を手がけることになるが一向に上手くいかず、主人公は態度を改め仲間に謝り、チームワークを取り戻した部署一丸となってプレゼンに臨む事に

そこで仲間のミスをフォローしようとしたが案の定プレゼンは台無しになり、主人公は依願退職しようとするものの、部署の雰囲気を改善するという任務を予想以上の速さで果たしたそのダメっぷりに会長は興味を持ち、名古屋に転勤するよう言い渡す

といったところで終わります。

全体としての感想は「意外性がない」というものでした。

上辺だけ見るとダメ人間でも出来ることがある、と言えるものであるかもしれませんが、結局のところ最後まで主人公はひたすらにダメのオンパレードだっただけです。
その特徴を生かした用い方をした会長がたまたまいただけであり、ダメ人間は何をやってもダメ人間である、というところは全く覆されていませんからね。
ドラマ的展開なら、最後の最後で大活躍する場面が盛り込まれそうなものですが、このドラマはそういうものが一切ありませんでした。
ですから、このドラマ内の設定だけで言えば全くもって意外性が無いといえるでしょう。
一般的なドラマの傾向という観点から言えば、その意外性の無さが逆に意外と言えなくもないですが。

バランスはいいけど、決め手が無い。そんな作品でした。
名作ではありませんが、佳作ってところですね。

余談になりますが、この主人公の「自身が良かれと思う行動を選択すると必ず裏目に出る」という要素で、世奇物の逆男を思い出しました。
結局最後までそのルールは崩れない、と言うところが特に。

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もはや依存症。
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